アウトライン
近年、設計CAEの認知度と応用が拡大しつつあります。ものづくり現場における設計は、「従来の開発者の勘と経験と度胸(いわゆるKKD)」
※1からCAEの活用へシフトしています。設計CAEのメリットと適する環境、ならびに従来型のCAE(専任者主体のCAE)について、中には大変奥の深い論評も見られます
※2。
構造解析分野に対応する使いやすいCAEツールは数多く存在しますが、これらのツールの大半は利用者側が有限要素法を代表する数値計算理論の熟知していることを要求することはほとんどなく、むしろ、使用者が設計対象のメカニカル挙動を十分に理解していることを前提に開発されていることが多いのではないでしょうか。そのため、ツールの理論に関連する操作部分がブラックボックス化され、メニュー化されています。一方、CAE解析が設計現場に浸透してきたことで、設計者がより積極的に自分の設計対象に対するCAE活用の範囲を拡大し、それに付随して設計者からは、これまで極力 “見えない化” されていたCAEツールの理論に関連する質問が多数出てきています。ここでは、CATIAアナリシスを例にとり、設計CAEのよくある疑問について、わかりやすく解説していきたいと思います。第1回目は仮想パーツを取り上げます。
※1 ご参考:本誌Vol.40 P31
※2 本誌Vol.32 P34〜38でご紹介しています。
ダウンロード
記事全体をPDF形式でご覧いただけます。
記事のダウンロードには「DS Online」へのご登録(無料)が必要となります。